独立行政法人住宅金融支援機構は4月24日(金)から、20年度「マンションすまい・る債」の積立組合の募集を行う。応募受付期間は9月18日(金)まで。
との報道がありました。
「マンションすまい・る債」について、住宅金融支援機構のホームページには以下のように記されています。(抜粋)
「マンションすまい・る債」は、修繕積立金の計画的な積立て・適切な管理をサポートするために住宅金融支援機構が発行する債券で、毎年1回、最大10回まで継続購入していただくことが可能なものです。
マンションすまい・る債には、定期的な利息の支払や、マンション共用部分リフォーム融資の金利の引き下げなど、さまざまな特長や特典有ります。
【マンションすまい・る債の特長】
・利付10年債で、毎年1回(2月予定)定期的に利息をお支払
・1口50万円から購入可能で、最大10回継続して積立可能
・初回債券発行日から1年以上経過すれば修繕工事目的などでの換金可能(手数料なし)
・機構が国の認可を受けて発行している債券
【積立てをされた管理組合への特典】
・マンション共用部分リフォーム融資の金利を年2%引下げます。
・マンション共用部分リフォーム融資の保証料が2割程度割り引かれます。
【積立てができるマンション管理組合の要件】
・機構融資を利用し、共用部分の修繕工事を行うことを予定しているマンション管理組合であること。
・管理規約が定められていること。
・長期修繕計画の計画期間が20年以上であること。
・反社会的勢力と関係がないこと。
※詳細は、住宅金融支援機構ホームページでご確認ください。
https://www.jhf.go.jp/loan/kanri/smile/index.html
債権の購入にあたっては、管理組合として必要な手続きもあります。
また、積み立てができる管理組合の要件は日常の管理組合運営と密接な関係があると思われます。
どうして良いかわからないなどの場合には、マンション管理士の起用をご検討されてはいかがでしょうか。