国土交通省から、
「長期修繕計画標準様式・長期修繕計画作成ガイドライン・同コメント」、
「マンションの修繕積立金に関するガイドライン」の見直しが発表されました。

改訂の概要は、以下の通り。

(1)長期修繕計画標準様式、長期修繕計画作成ガイドライン・同コメント
  ① 計画期間の見直し
     → 25年以上(現行)から30年以上(2回の大規模修繕工事を含む)

  ② 大規模修繕工事の修繕周期の目安の見直し
     → 工事事例等を踏まえて一定の幅のある修繕周期に変更

  ③ 社会的要請を踏まえた修繕工事の有効性などを追記
     → 省エネ性能を向上させる改修工事の有効性
     → 「昇降機の適切な維持管理に関する指針」に沿った点検実施の重要性

(2)マンションの修繕積立金に関するガイドライン
  ① 修繕積立金額の目安の見直し
     → 目安とする修繕積立金の㎡単価を更新

  ② 修繕積立金の目安に係る計算式の見直し
     → 修繕積立金額の目安に係る計算式を見直し

この改定内容のうち多くは、
マンション管理計画認定制度の認定基準に用いられる予定とのことです。

詳しくは、国土交通省ホームページでご確認ください。
  https://www.mlit.go.jp/report/press/house06_hh_000206.html