独立行政法人住宅金融支援機構のホームページに公開されている
マンションライフサイクルシミュレーション~長期修繕ナビ~をやってみました。
この長期修繕ナビのページ上部には、
管理組合の皆様は、大規模修繕工事の実施にあたり
「施工業者から受け取った見積書の工事費が妥当かどうかわからない」
「今後、修繕積立金をどのくらい増額すればいいのか」といった
疑問や課題解決の一助として活用くださいとされています。
また、この長期修繕ナビでは、
建物規模、築年数などに応じたマンションの「平均的な大規模修繕工事費用」や
今後40年間の「修繕積立金の負担額」「修繕積立金会計の収支」などが試算できます。
そして、この試算は、大規模修繕工事の見積額が妥当かどうかを判断する材料や
修繕積立金の収支計画の確認のための材料として、
長期的視点で積立金徴収計画の検討資料として活用できると記されています。
基本情報を入力し試してみました。
基本情報は、管理規約の別表の記載事項で大丈夫でした。
修繕積立金等に関することも、収支報告書を見ればよいかと思います。
その他も、ご自分のマンションであればわかる内容だと思います。
全て入力をした後、作成されたデータはPDFファイルで表示されますが、
小職のPCではPDFデータのダウンロードが上手く行きませんでした。
理由はわかりません。
出力したデータのタイトルは、これら3つです。
① 現状シミュレーション(キャッシュフロー表)
② 現状シミュレーション(収支計画グラフ)
③ 直近の大規模修繕工事費の計算結果
どのようなものかは、実際にお試しになるのが一番だと思います。
そして、出力したデータと管理会社作成の長期修繕計画と比較して見ました。
第1回目の大規模修繕工事費はほぼ同額で、
各修繕工事項目もとてもかけ離れたものではありませんでした。
第2回目の大規模修繕工事費の総額は大きく違っていました。
修繕工事項目の費用も大きく差が出たものもあります。
ただ、修繕工事項目ごとの詳細は記されていないためそれ以上はわかりません。
次は、大規模修繕工事実施後に作成した長期修繕計画とも比べてみたらどうなのかなと考えています。
マンションライフサイクルシミュレーション~長期修繕ナビ~
https://www.jhf.go.jp/simulation_loan/m-simulation/index.html