携わるマンションの会計監査補助を行いました。
理事長立会いのもと、管理会社提出の資料を監事さんが監査をします。
この監査の方法の提案と作業の補助をします。

通帳や領収証の一項目ごとを勘定科目別の内訳書と照合していきます。
この照合によって、管理にどのような品物が購入されているかも知ることができます。
その他の帳票も整合性があるかをチェックします。

不明な点やおかしいと考えられる点は管理会社の担当者に説明を求めることになります

当然と言えば当然なのですが、
管理会社担当者からの明瞭な説明により円滑に進み、約2時間で完了しました。
担当者が説明できないと、逐一会社に確認などが必要で時間が掛かります。

役員は輪番制で選任する規程により、候補者として選任される際、
「私には役員の業務はとてもできません、監事などどうしていいかわかりません」
と困惑されていましたが、輪番制である以上就任せざるを得ません。
それでもできるよう支援してくれるのならやりますと就任されました。

そんな経緯でしたが、理事会にはすべて出席されていましたし、
会計監査もやりましょうと言っていただきました。
そして、行なったことにより、監査報告書にも自信をもって署名されたようです。

総会時にも、しっかりとした口調で監査報告をされ、
総会終了後にお疲れさまでしたと声をかけた際は満面の笑みでした。

この方法を行う前の歴代の監事さんは、
管理会社から資料と監査報告書を渡され署名・捺印後理事会に提出されていたようです。