「Q&Aマンション建替えのすすめ方」という書籍を読みました。
今までは、建替えについて携わる機会はありませんでした。
しかし、今夏、建替えの必要を感じていらっしゃる管理組合の理事会に出席させていただくことがありました。
建替え及び敷地売却に関する法令の改正があり、関心のある管理組合さんも増えてくることが考えられます。
そういった意味ではタイムリーな出版です。
目次にはこのような項目があります。
1.なぜ建替えの検討が必要か
2.建替え決議招集までの合意形成の進め方
3.敷地売却制度について
4.団地の建替え
5.被災した場合の復興
6.建替え事例
むつかしい専門用語は少ないように思えます。
詳しくなくても読みやすいのではないでしょうか。
タイトルにあるようにQ&A形式で記述があり、実務的なことが多く記載されています。
マニュアルのようにはなっていませんので、建替えについての大まかな流れを把握してから読まれるとよりよいと思います。
建替えを決めるまでには、マンションの将来について議論が必要となります。
長く建物を使うのか、建替えをするのか、お金はどうするのかなどでしょうか。
議論のできる体制づくりや、基礎知識習得を支援するのはマンション管理士の役割であるように感じています。
マンションの将来検討や建替えをご検討の際は、マンション管理士事務所 オフィスコメナミにご相談ください。