管理費等の滞納があった場合には
督促などをすることにより徴収ができるケースがほとんどです
しかしながら、それでも解決しない場合には
滞納額が増え、管理組合運営に悪影響を起こす場合もあります
そうなっても区分所有者が納入しないケースや
多額のため対象の区分所有者が支払いをできないケースもあります
その問題に対して
専有部分の競売を行い徴収することもの解決方法のひとつです
そこにたどり着くまでには
できる限りの徴収努力を尽くし、決めるまでの理事会での検討に加え
法的措置の専門家選定を経て、総会での承認を得るなど
ここでは書けないほど大きな労力が必要となることでしょう
そして、うまく行って初めて解決に向かいます
ただ、専門家に依頼した場合
その経過について適宜説明(報告)があるのでしょうか
競売ではありませんが、あるマンションで専門家に依頼をしたところ
理事会で成り行きがよくわからないケースも経験しました
都度問合せしなければ
何の連絡もなく理事が不安になられたことも見て参りました
そういった経験から
競売に関しては、裁判所やネットにて公開情報を入手できることから
その情報を確認して見ようと考えました
これらの情報を理事会で共有しておけば
組合員さんから質問があった場合にも、状況把握をしていることで説明責任も果たせ
良好な管理組合運営に寄与できるのではないかと感じました
そういった情報の提案も
マンション管理士の役割となるのではないでしょうか
実際に調べてみると
ネットで見られる情報と裁判所の閲覧室で見られる情報の違いも知ることができました
とても勉強になりました